2004年のベストアルバム
さて、お約束というかんじで、年間ベスト10でも選んでみます。とはいえ、たいして新譜を買ってるわけでもないので、ほとんど迷う余地なし。今年買ったものでよく聴いていたものをあげていったらだいたいこんなかんじになりました。
- Ghost『Hypnotic Underworld』
- Norah Jones『Feels Like Home』
- Last Days Of April『If You Lose It』
- Tortoise『It's All Around You』
- 菊地成孔『デギュスタシオン・ア・ジャズ』
- Patti Smith『Trampin'』
- David Grubbs『A Guess At The Riddle』
- シカラムータ『Ghost Circus』
- Billy Talbot Band『Alive in the Spirit World』
- UA『la』
なかでもとくに衝撃が強かったのはGhostとBilly Talbot Band。まず、Ghostのアルバムでは、5曲目の「Hazy Paradise」が自分の中で今年もっとも印象的だった1曲。Earth&Fire*1というバンドのカヴァーなんだけど、極上の哀愁サイケ・ポップに仕上がっていてとにかく素晴らしい。それから、ビリー・タルボットは言うまでもなくクレイジーホースのベーシストなんだけど、このアルバムは深い味わいを湛えた名盤で、ニールヤングファン必聴なのはもちろんのこと、もっと広く聴かれてもいいと思う。まったくといっていいほど話題にならなかったのがちょっと残念。
*1:オランダのバンドで、1970年に「Seasons」という曲をヒットさせたことで知られる。「Seasons」はカラオケにも入っていたので、日本でもけっこうヒットしたのかも。