時は過ぎ去りて

ライヴ中のメイヨさんうかうかしてるとすぐ時間がすぎて、もう一週間前のことになってしまったけど、先週の木曜金曜と東京に行っていた。

メインの目的はレッド・クレイヨラの来日公演*1を見に行くため。ライヴはさすがの貫禄というべきか、期待以上の素晴らしさで、仙台から足を運んだかいはもう十二分にあったというもの。近年の作品の傾向から、どちらかというとゆるいかんじのライヴなのかなと思っていたら、甘い甘い。のっけからとばしまくりの非常に疾走感のあるロッキンなライヴでやられたね。クレイヨラだから一筋縄でいかないのはもちろんなんだけど、でも、ライヴの感覚としてはとてもストレート・アヘッドなカッコよさがあったと思う。ま、とにかく、「Hurricane Fighter Plane」にはじまり「Horses」に終わる本編から、メイヨさんひとりの弾き語りもあったアンコールまで、とっても密度の濃い最高のライヴでした。終演後にはメイヨさんにサインもいただいちゃったし、ほんとに素晴らしいひと時だったなー。

ちなみに、ついでに、とか言ってしまうと申し訳ない気もするけど、フロント・アクトのひとつだった大友良英アコギ・ソロもじんわりといいライヴだった*2。こちらも終演後にサインいただいて(超ミーハーなわたくし・笑)、一言二言お話しさせていただいたんだけど、「来年あたり仙台に行くよー」とおっしゃっていた。どういうかたちにせよ、そのときは見に行きたいな。うむ。

あと、ライヴ以外では、オペラシティ・アートギャラリーで開催中の「森山・新宿・荒木」展*3ものぞいてきた。ふだんは写真集とかでしか見ていないので、展示の形式で見るとまた少し見え方が違っておもしろい。ただ、どちらの写真も、真っ白の壁と明るい照明の中に展示されるのはどこか似合わないかんじがしなくもなかった。そのあたりにはなかなか微妙な問題がありそうな気もする。

二日目は、都庁に行って、ファシスト石原による反動都政への斗争の一環として都庁(のトイレ)にウ○コをしてくるという革命的行動(笑)を成し遂げたりとか、rrr*4というバンドのミーティングにおじゃまして会食したりとか、行動範囲は広くなかったけどなかなか有意義に過ごせたと思う。

というわけで、道中もふくめて、なかなか楽しい二日間でした。お世話になった方々には何度でも感謝の意を。