尻馬に乗って

いつものように「内田樹の研究室」*1をのぞいていたら、最新のエントリーが「首都大学東京の光と影」*2というもので、そのなかで「首都大学東京」(俗称「首大(くびだい)」)の学長予定者である西沢潤一と都知事石原慎太郎のコメントがこき下ろされていた。わたしもたまたま数日前に見て、そのあまりのひどさにあきれはてていたところだったので、この機会にできるだけ多くの人に読んでほしいと思う。
学長からのメッセージ→http://www.tmu.ac.jp/university/messages/president.html
都知事からのメッセージ→http://www.tmu.ac.jp/university/messages/governor.html
とくに西沢潤一のメッセージのほうがすごい。どこから添削したらいいのかすらもわからないくらい。こういう人が「首都大学」なるものの学長になることについてわたしたちはどう考えたらいいのでしょう。また、この人が自分の出身高校の同窓会長であること、また自分の在籍する大学を象徴する知性のように一般に思われていることについて、さていったいどう考えたらいいのでしょう。
ちなみに、首大をめぐる問題については、とりあえず「クビダイドットコム」*3あたりから見てもらうといいかと思います。