ちなみに

イヴェント名は、どうにも気の利いたのが思い浮かばなかったので、えーい、もう、何とでも呼びやがれ!っていうかんじで“Call It Anything!”としてみました。
…というのは、半ば冗談、半ば本当、といったところかな。この“Call It Anything!”っていうのは、ご存知のかたもいるかと思うけど、マイルスネタです。
1970年8月29日、イギリスのワイト島で行われた野外フェスにマイルス・デイヴィス・バンドが出演した際、演奏前に曲目を聞かれたマイルスは“Call It Anything(何とでも呼んでくれ)”と答えたと言われていて、それがそのままその日の演奏の曲名ということになっています。
これについては、当時のマイルスバンドのライヴは演奏がノンストップメドレーのかたちでされていて、ほとんど「曲」という単位が意味を持たなくなっていたこともあり、曲名なんてどうでもいい、とにかく演奏を聴いてくれ、っていうようなニュアンスで受け止めることができます。
ま、もちろんマイルスの真意がどこにあったかなんてことはわかんないので措いておくけど、いずれにしろ、イヴェント名のニュアンスとしては、名前なんてどうでもいい、とにかく演奏そのもの、音そのものが問題なのだ、みたいなかんじになるでしょうか。
とりたててコンセプトや主張のようなものはない、ゆるやかなイベントですが、とにかくステキな音楽とゆかいな時間が提供できるようにしたいとは思っています。
ということで、みなさま、よろしくです。