買っちゃった。

Prairie Wind

あとひと月ほどで還暦を迎えるニール・ヤング御大の新作。
例によって御大の新作は国内盤のリリースが一ヶ月後なので、我慢のできないわたくしは早速輸入盤を買ってしまうのであります。そして、国内盤が出たら買いなおすのであります。ううう。
ま、それはともかく、今年は4月に脳動脈瘤で入院したりして心配させられたりもしたので、こうしてしっかり2年ぶりの新作が届けられたことがまずは嬉しい。
今回の新作は、タイトルとかジャケの雰囲気からもある程度は察しがつくところだけど、フォーク/カントリー系のアクースティックなアルバム。ベン・キースやスプーナー・オールダム、エミルー・ハリスといったおなじみの顔ぶれとともに、地に足の着いた穏やかな演奏を聴かせてくれる。めずらしくホーンセクションやストリングスの入った曲もあったりして、全体として優しく暖かい雰囲気に包まれているあたりが今回の特徴かもしれない。秋の空気によく馴染む、滋味豊かなアルバムと言っていいんじゃないだろうか。