12/16(金)

金曜日は、「角五郎即興研究会兼IGLOO忘年会2005スペシャル」というイベント。
我々の「できないことはなんてかっこわるいんだろう」は、「Song for Chie(竹本チエに捧ぐ)」「Great Black Music」「Roadrunner」の3曲を演奏。自分の演奏に関してはいまいち納得いかないかんじだったけど、澁谷さんに加わっていただいた「Great Black Music」はけっこう演奏していておもしろかった。やはりトリオになると奥行きが加わって、デュオのときとはまた違うグルーブが生まれるのだなと、あらためて実感。こういうふうにひとりゲストを加えて3人で、というのはまたやってみてもおもしろいかも。ま、次の機会がいつになるのかわかんないけど。
ちなみに、今回ほんとはカバーを2曲やろうかと思ってたんだけど、リハでちょっとやってみて不安げな感じだったので本番では1曲やらなかった。でも、その曲はいつか何らかのかたちでやりたいと思う。というか、「roadrunner」ももう一回ちゃんとやりたいな。両方とも今度はしっかり練習してからね。
あと、わたしは「角五郎即興研究会」というのにも参加。「作曲組」と「即興組」にわかれて、前者は澁谷さんの書いたスコアに基づいて演奏し、後者はそれに呼応して即興で演奏する、という企画で、わたしは「即興組」のほうで参加。最初はとまどったけど、だんだんに慣れて、適当に演奏を楽しんできた。ただ、これは外側から見たらどういうことになっていたのか、演奏の段階ではよくわからず。ビデオを見るのが楽しみなような恐いような。
ほかもいろいろおもしろいバンドばかり出ていたのだけど、個人的なハイライトは、ゆきんこ〜yumboの演奏。とくにそこではドラムの山路さんの演奏がすばらしくカッコよかった。yumboの一曲目、ちょっとアーケストラ風の演奏のなかで、バンドをひっぱりつつ、時にフリーに展開する絶妙な演奏についつい熱くなった。yumboは見るたびに新鮮な驚きがある。ほんとに素敵なバンドだと思った。