The Cellar Door Sessions 1970

電化マイルス時代の名作『Live Evil』(1970)の素材となった、1970年12月、Washington DCの“Cellar Door”というライヴハウスでの録音を収めたCD6枚組のボックスセット。国内盤は15000円を超えるので買う気なかったんだけど、Amazonで輸入盤が8880円だったので、自分へのクリスマス・プレゼント(さびしいなぁ・苦笑)のつもりで思い切って買っちゃいました。
コンプリートではないみたいだけど、キース・ジャレットジャック・ディジョネットを中心として繰り広げられる鋭いインタープレイが存分に味わえるので、非常に満足度の高いアイテムだと思う。ベースがマイケル・ヘンダーソンに替わったことによってファンク度の増した演奏の中で、とりわけキースのプレイがキレまくっていて、ほんとに鮮烈かつ熱量の高い演奏がこれでもかと炸裂している。とにかくストレートアヘッドなカッコよさがガッチリと詰まっているので、かなり堪能しています。