miles electric

うおー! ぎゃー! ク〜ッ!
というわけで、Miles Davismiles electric:a different kind of blue』が昨日到着。1970年、ワイト島ミュージック・フェスティバルでのマイルス・デイヴィス・バンドの演奏を収めたDVDだけど、こ、これは! すばらしい! 期待以上のすばらしさ! ドキュメント部分も含めた120分を一気に見てしまった。
メインであるところの38分ノンストップの演奏部分はやはり強烈にカッコいい。マイルス・バンドの歴史の中でもカッコよさでは頂点と言ってもいい時期だとは思ってたけど、やっぱ実際に動く映像で見るとまたカッコよさもひとしお。映像的にも音質的にも疾走するバンドの姿を存分に伝えてくれるものに仕上がっていて申し分ないし、とにかく興奮しっぱなしですばらしい、としか少なくともいまは言いようがない。
ドキュメント部分は当時のバンドメムバーや共演者の証言を主体としたものなんだけど、実際に楽器を演奏しながら話したりしてるのでこれもなかなかおもしろい。途中、他の時期の演奏シーンが挿入されてたりするのもやっぱ気になる。さらなる映像作品のリリースを期待せずにはいられない。よろしくおねがいしたいところ。
ただ、なんだかブートめいて見えるこのジャケに関しては、ちょっとどうなのかなぁ、なんて思わなくもないんですけど。