Blow Up

先日、友人との会話の中で話題になったので、ひさびさに聴きはじめたのだけど、おおー、やっぱカッコいいなー。Televisionって、スタジオ盤だけ聴いてると、繊細で文学的なイメージのほうが強く感じられてしまう気がするんだけど、このライヴ盤などを聴いてると、やっぱりワイルドなロックンロールバンドとしての性格も非常に色濃くあるんだ、ということがよくわかる。ライヴならではの荒々しさとか音質の悪さとかいうファクターもここではむしろプラスに作用していて、まさしく「血湧き肉躍る」と呼ぶにふさわしい最高のロックンロールを聴くことができる。ライヴバンドとしての彼らの魅力を2枚組でしっかり堪能できる音源として、非常に魅力的なアルバムだということを、いま一度ここで強調しておきたい。