メディアテークから借りているCD

最近、市の図書館とかからちょこちょこCDを借りてきている。中学生の頃は毎週のように泉図書館に通ってはCDを借りてきてロックのお勉強をしていたものだけど、最近またよく借りに行くようになったのはCDRが焼けるようになったのが大きい。貧乏性なのもあって、「CDやレコードは自分で買わないと気がすまない」というような心性はさほど強くないし、それと、借りてきたCDをCDRに焼いて、コピーしたジャケと解説書をケースにはさんで、っていう手作りの過程もけっこう好きなんだろうな。ま、そういうことって閑人じゃないとできないだろうけど。
John Coltrane Live in Japan
ということで、John Coltrane『Live in Japan』なるCD4枚組(!)がメディアテークにあったので借りてみた。1966年7月、最初で最後となったコルトレーンの来日公演の際の演奏を収めたもので、ファラオ・サンダースアリス・コルトレーン、ジミー・ギャリソン、ラシッド・アリからなるニュー・クインテットによる演奏。モードとフリーとがせめぎあっているような、ある種ゆらぎのある演奏で、そのことがかえって心地よくスリリングな印象。しかし、CD一枚に1〜2曲しか入ってなくて、延々とソロが続いたりするのは、さすがに壮絶とでも言うほかないかも。